新型インフルエンザでの腹痛

新型インフルエンザの流行が始まりましたね。


今回の新型インフルエンザの症状のなかにも「腹痛」という症状が含まれています。

初期症状の段階では、一般的な風邪の症状が現われ
それに加えて下痢や嘔吐・腹痛・胸痛・鼻出血・歯肉出血
が現れることもあるそうです。

季節性のインフルエンザと比べて、腹痛・下痢や嘔吐といった症状が多いという指摘もあるようです。


症状は1週間くらい続き、症状が治まっても
3日後あたりまでは周囲に感染させてしまう可能性があります。


ふつう、私たちが「インフルエンザ」と呼ぶ季節性のインフルエンザのウイルスは
人間から人間へ感染していくものです。

しかし変異したインフルエンザウイルスによって
人間以外の動物が感染していたものにも感染するようになり、
さらには人間の間で感染できるようになります。

こうして発生したインフルエンザを新型インフルエンザとよんでいます。

季節性インフルエンザは、私たちが住む北半球で毎年冬に流行しますが
新型インフルエンザは、冬に発生するとは限りません。

また、呼吸器・糖尿病・心臓病などといった基礎疾患があったり
妊婦さんやがんの治療等で免疫力が下がっている人が感染すると
重症化する恐れがあります。


新型インフルエンザは、ほとんどの人に免疫が無いために
簡単に感染の拡大がされて多くの人に感染することでしょう。

新型インフルエンザの感染経路は
季節性のインフルエンザ同様、咳やくしゃみによっておこる飛沫感染と、
ウイルスが付着した手で、目や鼻や口に触れることで感染する接触感染があります。

手洗い・うがい・マスクといった対策をとり、必要以外の外出を避け、疲れをためない生活を送って
自己防衛をしておきましょう。
posted by haraitaira at 10:19 | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

急に運動すると脇腹が痛みます


食事をとった後、走ったりすると腹痛が起きることはありませんか。

食事をしていなくても、自分のペースよりもハイペースな走りかたをしていたら
脇腹痛が起きることがあります。

このタイプの腹痛は、病気が原因のものではないようです。

食事をとった後走ったりすると、胃に食べ物が残っている状態で走ることになります。

この状態で運動すると、胃腸に酸素を供給している腸間膜動脈への血液の流れが悪くなり、
酸素不足から消化管の機能が低下して腸がけいれんを起こしたり、
ガスがたまったりするのではないかと考えられています。

また、消化管の活動は副交感神経によって促進されますが、運動中は交感神経が優位になって
消化管の機能が低下してしまいます。

当然、食事をとった後で急に運動すると消化も悪くなります。


一方、食事をしていなくても腹痛が起きるのは、運動不足によるものとも考えられます。

日頃、運動していないのに、急に走ることで滅多に使っていなかった腹部の筋肉が痙攣してしまい、
腹痛が起きる場合です。


呼吸の仕方によっても脇腹痛は起こりやすくなるようです。

胸で速く浅い呼吸をするランナーは、横隔膜のケイレンによる脇腹の痛みが起こりやすいそうです。


腹痛を起こしてしまったら、走るなどの運動を止めて深呼吸を繰り返して、腹部へ送られる酸素の量を増やすと、酸素不足による腹痛は解消されます。

体側部のストレッチも効果的です。


このタイプの腹痛は、食事をとるタイミングが悪かったり、運動が激しすぎたりした場合に起きると言われていますが実のところ、その原因ははっきりとは分かっていません。

万一の場合があるといけないので、必ず運動を中止して腹痛が治まるまで休みましょう。


タグ:脇腹痛 運動
posted by haraitaira at 16:45 | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大人になるとラクターゼも失くします


牛乳を飲んで腹痛を起こしたり、下痢をしてしまう乳糖不耐症は、本来は大人に起きるものです。

ヒトの母乳には乳糖不耐症の原因となる乳糖がたくさん含まれていますが、母乳を飲んでも赤ちゃんはおなかを壊したりしません。

それは赤ちゃんの腸内には、乳糖を分解する酵素がちゃんとあるからです。

でも残念なことに、この酵素は大人になるとほとんどなくなってしまいます。

日本人の大人の多くは乳糖を分解する酵素が少なく、牛乳を飲むと腹痛を起こしたり、おなかがゆるくなるのは、民族的な特徴なのだそうです。

ただ牛乳でお腹がゆるくなり腹痛を起こしがちな人でも、ヨーグルトだとなりにくくなります。

ヨーグルトの乳糖は乳酸菌のエサになっていて、乳酸に変わった分だけ乳糖が少なくなっているので、食べてもおなかを壊しにくいのです。


同じ日本人でも赤ちゃんや子供は、生まれつきの乳糖分解酵素をもっているので乳糖不耐症になる心配はほとんどありませんが、
二次性乳糖不耐症といって、消化不良や急性胃腸炎のあと、腸内の粘膜がはがれて消化酵素が出なくなってしまう場合もあります。

赤ちゃんの乳糖不耐症のほとんどはこの後天的なものになります。

もちろん、先天的な乳糖不耐症の赤ちゃんもいます。

その先天的な乳糖不耐症の場合は、腸の中のラクターゼという乳糖分解酵素が生まれつき欠けていて、そのままにしておくと脱水症状や発育障害を起こす原因になってしまいます。

ですから赤ちゃんがしょっちゅう下痢をしている場合は、早めに病院へ行き、医師の適切な判断に従いましょう。

そのときには便のついたおむつを持参し、便の回数・状態・色など、嘔吐や発熱の様な症状も医師に報告するようにしましょう。


posted by haraitaira at 22:13 | 子供の場合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

産みの苦しみ?尿管結石


尿管結石とは、わき腹から下腹部にかけての激しい腹痛や吐き気・嘔吐、頻脈、血尿などが起きる泌尿器科の病気です。

腎臓でつくられた尿は腎盂、尿管、膀胱、尿道を通って外に出されますが、これらの全部をひっくるめて尿路と呼びます。

これらの器官の中にある結石を尿路結石と呼び、そのうちの尿管にある結石が尿管結石と言われています。

尿管結石の激しい腹痛は疝痛発作とも呼ばれ、結石が腎盂や尿路から動いて尿の流れが止められる時に起きます。

尿管結石での激痛は、腎盂の内圧が急激に上昇するために起きると考えられています。

それこそ産みの苦しみです。

ところがある程度、腎盂の内圧が上昇すると、尿の生成が停止し、内圧の変化は無くなり、腎盂、腎杯、尿管が拡張した状態で平衡状態になります。

こうなると鈍痛はあっても激しい痛みは無くなり、痛みが鈍くなったことでそのまま放っておいたり、
また、痛みは小さな尿管結石があるときに出やすく、大きな結石の場合には無症状のことが多いという特徴があり、
このことも、そのまま放置する原因になっています。

しかし放置していると、月日が経つうちに腎臓が拡張して尿を生成する場所である腎実質が薄くなり、腎臓の機能を失う可能性があります。

そのため尿路結石になったら、結石が無くなったといわれるまでは、きちんと治療を続けることが大切です。

尿管結石の治療法は、鎮痛消炎剤によって痛みをとり、抗けいれん剤の使用によって尿路を確保し、大量の水を飲んだり、点滴によって尿量を増やして自然排泄を促進します。

しかしこの方法でも自然排泄されない場合には、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)で結石を破壊したり、内視鏡を用いた砕石や開腹手術により結石を取り出すことになります。

尿管結石が自然に排泄されたり、手術によって結石が取り除かれたからといって安心せず、出来てしまった原因を調べ、再発を予防することが大切です。

尿管結石の再発率はたいへん高く、治療後5年間で半数が再発しています。


posted by haraitaira at 22:42 | Comment(0) | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノロウイルスでも嘔吐下痢症


例年、冬になると嘔吐下痢症(感染性胃腸炎)が大流行します。

これはノロウイルスというウイルスが原因になって起きる腹痛も伴う症状で、毎年この季節に流行します。

乳幼児の間では、ロタウィルスによる感染症が嘔吐下痢症の代表でしたが、
この最近、感染力の強いウイルスであるノロウイルスが嘔吐下痢症を起こしていることがわかってきました。

ノロウイルスに感染した貝類を食べることで発症しますが、感染者の嘔吐物や下痢便から移りますので、
嘔吐物や下痢便で汚れた場所は乾かないうちに拭き取り、
次亜塩素酸ナトリウム(家庭用の塩素系漂白剤です。)で拭いて最後に水拭きをして下さい。

ノロウイルスの感染力は強力なため、嘔吐物などが付着した場所からしぶきとして舞い上がった
ほんの少量のノロウイルスに接触しても感染してしまいます。

そのため、感染者の嘔吐物や便の処理の際には、使い捨てのマスクや手袋、服にはビニールエプロンなどを付けて、ウイルスのしぶきを浴びないようにして下さい。

処理に使った雑巾なども、ビニール袋のなかで塩素系漂白剤に浸して廃棄しましょう。

このように感染力が大変強いウイルスなので幼稚園や保育園、学校でも集団感染が起こります。

嘔吐物などで汚れた場所の消毒に効果がある家庭用の塩素系漂白剤では、
有害ですので手洗いには使えません。

手の消毒に使われるアルコールは効きませんので、石鹸による手洗いを入念にするしかありません。

主な症状は嘔吐と下痢、腹痛、発熱です。

早ければ2〜3日で症状は治まりますが、
体力のない乳幼児の場合だと長引く場合もあるため、脱水などが問題になります。

嘔吐と下痢で水分が失われ、吐き気のためになかなか水分が摂れなくなります。

吐き気が強いときに、無理に水を飲ませとかえって嘔吐してしまいます。

吐き気が落ち着いてから少しずつ、湯冷まし、麦茶、番茶などを飲ませましょう。

乳幼児用のイオン飲料でもかまいませんが、大人用だと小さい子供にはあまり良くないようです。

ノロウイルスを早く追い出し、脱水症状を予防するためにも水分の補給をしっかりとさせましょう。

脱水がひどい場合や、ぐったりした状態の場合は、すぐに医師の診療を受けてください。

点滴や入院が必要になるケースもあるので、注意しておきましょう。

症状が治まって治ったと思ってもしばらくの間は、便にノロウイルスが残っていることがあるので、
トイレが済んだ後は、石鹸でていねいに手洗いをしてください。


posted by haraitaira at 20:36 | 子供の場合 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みぞおちの腹痛、胃潰瘍(いかいよう)


胃潰瘍(いかいよう)は、胃から分泌される胃酸やペプシンと
胃壁を守る防御因子とのバランスが崩れ、
胃酸やペプシンによって胃壁が侵される病気です。

攻撃因子である胃液には、食物を消化するための強力な酸が含まれていますし、ペプシンは、タンパク質を分解する酵素です。

胃を守るものが何も無ければ、胃は溶かされてしまいます。

攻撃因子である胃酸やペプシンから胃を守る防御因子には
粘膜を保護するバリアの粘液、粘膜が分泌するアルカリ性物質の重炭酸、粘膜を健全に保つ血液の流れ、プロスタグランジン等があります。

攻撃因子と防御因子とのバランスを崩すものに、
ストレスという刺激因子があります。

精神的ストレス、肉体的ストレスどちらとも自律神経に変調を起こし、胃液が出すぎたり、胃の粘膜表面の血管を収縮させてしまい
血液の流れを悪くして、防御因子の働きを悪くさせます。

また、ヘリコバクター・ピロリ菌も刺激因子として注目されています。

その他では、薬物、喫煙などがあげられ、とくに服用する機会が多い消炎鎮痛剤が、刺激になることが多くなっています。

タバコの場合は、胃の粘膜血流を減少させたり、胃酸の分泌を進めます。


胃潰瘍の症状では、とくにみぞおちのあたりの上腹部の腹痛、
空腹時や食後などの色々な時間に腹痛を起こします。

多くの場合、食事を摂ることによって腹痛は軽減します。

胃酸による胸やけ、酸っぱいげっぷ、むかつき、嘔吐などの症状もみられることがあります。

胃壁に穴が開くと吐血しますが、鮮血であったり黒いコーヒーのような色の場合であったりします。

高齢者では、上腹部の腹痛などは無症状で検診などで初めて発見される場合もあります。


胃潰瘍の確定診断は自覚症状だけではすることが出来ません。

胃癌などでもみぞおち部分の腹痛や胸やけなどの症状がありますので、
必ず検査が必要になります。

検査としては胃レントゲン透視と胃内視鏡検査がありますが、
レントゲンでの診断だけは限界があり、内視鏡の診断を併用します。

内視鏡検査は潰瘍の診断だけでなく、潰瘍の病期の診断や、良悪性の鑑別、
悪性の可能性が有ればすぐに生検(顕微鏡による病理検査)も行えます。

出血を伴う胃潰瘍では止血術も可能なので、内視鏡検査は胃潰瘍の検査には欠かせないものです。


posted by haraitaira at 20:58 | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サバ刺身で七転八倒…



アニサキス症は、アニサキスという寄生虫のいる魚を食べた後、
数時間のうちに突然の激しい腹痛と嘔吐を起こします。

症状が激しい腹痛と嘔吐だけで、下痢を起こさないことが一般的な食中毒とは違います。

アニサキスは本来、イルカ・クジラ・アザラシなどの寄生虫なので
人間の消化管では生きていけず
苦し紛れに胃粘や小腸粘膜を破り、さらに胃や腸の壁の中に刺さって行きます。

胃アニサキス症にくらべて腸アニサキス症はずっと少ないのですが、
アニサキスが小腸粘膜に刺さると、その周囲の粘膜が強く腫れ上がるために
小腸の内腔が極端に狭くなり、ひどい場合には閉塞することもあって激しい腹痛を起こします。

あまりに激しい腹痛であるために、診断の確定を待たずに緊急開腹することもあるそうです。

アニサキス症はたとえ幼虫1 匹であっても起きることがあり、
予防は海の魚介類(オコゼやヒラメにはいません)の生食を避ける事につきます。

タラ、オヒョウ、サバ、イワシ、ニシン、イカ、アンコウ、サケ、マス、アジ、カンパチ、イサキなどです。


アニサキスは熱処理すると死滅しますので、火を完全に通せば問題ありません。

生で食べる時は、醤油やわさび、酢締めでは死にませんが
強い冷凍処理後に解凍されたものであれば大丈夫です。

ただしあまり美味しく無いですよね…。

アニサキスは、魚が生きているうちは腸の中にいますが、
魚が死ぬと自分で腸から肉の方に移動してくるのだそうです。

釣ってすぐに内臓やエラなどを取り除く処理をしていない魚は怖くて生では食べられません!

胃の中に入って来たアニサキスをやっつけるような薬があれば
美味しいサバのお刺身を安心して食べられるのですが…。


posted by haraitaira at 16:06 | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

飲み過ぎて起こす腹痛



急性胃炎は、いろいろな原因で胃の粘膜に炎症が起きる病気で、
胃の辺りの腹痛の中でも、日常的に起こりやすい病気です。

飲み過ぎで起こしたりもします。

胃炎には急性胃炎と慢性胃炎があります。

急性胃炎は胃の壁の粘膜に炎症が起こったもので、
原因が取り除かれれば胃の辺りの腹痛は数日で治りますが、
繰り返していると慢性胃炎になってしまいます。

女性より男性に多くみられ、
男性の方が女性よりも約2.5倍多く起こしています。


急性胃炎は、その原因によって、環境やウイルスなど外からの原因要素により生じる外因性の急性胃炎と
身体内部のことが原因となっている内因性の急性胃炎とに大きく分けられています。

外因性のもののうち、最も多い原因は暴飲暴食で、飲み過ぎが原因となることが多いようです。

激辛の食品を食べたり、空腹時の濃いコーヒーや、
アイスクリームやかき氷などの冷たいものの刺激でも引き起こされることがあります。

また、生の魚介類を好んで食べる人では、アニサキスという寄生虫による胃炎もみられます。

内服した薬剤でも、胃の粘膜に障害を起こすことがあります。

薬剤による急性胃炎は60才代に一番多くみられます。

加齢に伴って胃粘膜の抵抗力が弱くなってきたり、基礎疾患が増えて内服薬も増えているためだと考えられます。

強酸、強アルカリ、腐食物質など飲んではいけないもの飲んだ場合には、急性腐食性胃炎を起こします。

食中毒でも、急性胃炎の腹痛は起こります。

集団発症も多くみられ、胃の辺りの腹痛という症状以外に、発熱、また腸に炎症が及べば胃腸炎となり下痢の症状も起こります。


内因性の急性胃炎では、風邪やインフルエンザなどの急性感染症と合併して起きる場合や
食べ物によるアレルギー反応で起きる場合があります。


症状は、急に起きるのが特徴になります。

胃部不快感、みぞおち辺りの腹痛が最も多い症状で、
他には、食欲不振、むかつき、吐きけ、胸やけ、げっぷ、嘔吐、吐血、下血などの症状が
みられることもあります。

大体は、原因になるものを除去して、1〜2日胃の安静を保って過ごしたり、症状にあわせた薬を服用することで楽になりますが、

良くならない場合は胃潰瘍や急性膵炎、胆石症などの他の病気を考える必要がありますので、
医師の診察を受けましょう。


posted by haraitaira at 11:25 | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みぞおちの激しい痛み、特発性食道破裂


特発性食道破裂(ブールハヴィー症候群)は、通常の生活で突然起こることはありません。

しかし、ついつい調子に乗って飲み過ぎてしまうタイプの方は、気を付けた方がよさそうです。

飲酒後の嘔吐をこらえようとして食道内圧が上昇したり、
出産などで強い腹圧がかかった時に、何も病的変化のない正常な食道が破裂するものです。

同じように食道の粘膜が破れて出血するマロリーワイス症候群という疾病があります。

この疾病の場合は、食道の破裂ではなく表面に傷がついたものです。

マロリーワイス症候群では腹痛は起こらないことが多いのですが
特発性食道破裂の場合には強い胸痛や腹痛、呼吸困難などが起こります。

特発性食道破裂の原因の多くは飲酒後によるもので、
嘔吐反射直後、突然強烈なみぞおちの痛みや腹痛が発生します。

その後胸の苦しさが続き、呼吸困難、冷汗、顔色が青ざめショック状態になります。

特発性食道破裂を起こした場合、ただちに適切な処置をしないとショック状態になって死亡します。

救命のための緊急手術を行いますが、破裂が縦隔内(左右の二つの肺を隔てている部分)に止まっているもののなかには、手術せずに保存的な治療で治るものもあります。

特発性食道破裂の死亡率は、20〜30%にまで達すると言われていましたが、
最近の報告では10%台になっています。

しかし今でも死亡する危険性がある怖い疾患です。

心筋梗塞や胃十二指腸の潰瘍穿孔などを疑われ診断が遅れたり、治療も難しいため
飲酒後の嘔吐の際に強烈な胸痛、腹痛が起こったら、特発性食道破裂である事を考えに入れて、
すぐに大きな病院に運んでもらうことが必要です。


posted by haraitaira at 08:41 | 腹痛の種類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生理痛のコントロール


生理痛は大きく二つに分けられます。

病気が原因でない生理痛を機能性月経困難症といい
軽い運動や腰を温めたりして血流を良くすることで痛みが和らぐ場合もあります。

子宮内膜症や子宮筋腫など、病気が原因の生理痛を器質性月経困難症といいます。

機能性月経困難症の場合、鎮痛剤を上手に使って腹痛をコントロールして良いのですが
鎮痛剤で腹痛は取れますが器質性月経困難症の場合だと病気を治している訳ではありません。

いずれにしても生理痛がひどい場合は、病気が原因の場合もあるので婦人科を受診しましょう。

痛みは、体の中に痛みの物質が出来ることで感じるもので
鎮痛剤は、この痛みの物質が出来ないように作用する薬です。

そのため腹痛などを感じる前に服用するのが望ましく、
痛みに我慢できなくなってから服用するのでは、効果も半分になってしまいます。

痛みを我慢する必要はありませんよ。

鎮痛剤を飲んでも生理痛に効かない人は、痛くなってから服用していることが多いようなので 

可能であれば、痛くなりそうだと予感したときに飲むのが良いタイミングです。

飲む期間は、痛いと予想される間です。

毎月生理痛に悩まされているのであれば、
自分がどのタイミングで痛みが出るのかが分かると思いますので試してみて下さい。

上手に鎮痛剤を飲んでいれば、癖にもなりませんし痛みからも解放されます。

期間は、痛いと予想される間です。

鎮痛剤の量は、薬の種類によって量は違いますので書かれている処方量を守ることが大切です。

それでも鎮痛剤が効かない、効きにくくなってきたときは、あなたの体に変化が起きている可能性があり

病気が隠れていることもあるので婦人科を受診しましょう。


posted by haraitaira at 14:52 | 生理痛 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする